【2024年6月10日開催】第10回蛋白質工学研究会ワークショップ『蛋白質の分光測定の産業における利活用』

2024年3月28日

日本蛋白質科学会では産官学の研究交流・情報交換を積極的に推進する活動を行うため、2013年に蛋白質工学研究会を設置しました。その活動の一環として、特に産業界から要請の強い話題について最先端の話題を数名の演者に御講演頂くワークショップを定期的に開催しております。

本年は本ワークショップに先立って同日に行われる蛋白質基礎講座との連携企画として、蛋白質の分光測定の産業における利活用をテーマにワークショップを開催します。蛋白質の分光計測の歴史は長いものの、近年も装置改良並びに解析プログラムの改良が行われており、抗体医薬をはじめとするバイオ医薬品の分野などにおいて分光による物性評価は重要な位置を占めています。蛋白質基礎講座では分光学の基礎を専門家より学ぶことから、本ワークショップでは、実際の装置構成や最新の解析アプローチ、そして、製薬企業における利活用について、紹介頂きます。

開催概要

開催日 2024年6月10日(月)15:30 – 18:00(予定)
開催場所 札幌コンベンションセンター
主催 日本蛋白質科学会、蛋白質工学研究会
世話人 内山 進、白井 宏樹
参加費 無料
申込み方法 フォームから参加登録をお願いします。
問い合わせ先 suchi[at]bio.eng.osaka-u.ac.jp (内山 進)

プログラム

15:30 – 15:35 はじめに
中川 敦史(大阪大学)
15:35 – 15:40 第10回ワークショップについて
内山 進(大阪大学)
15:40 – 16:00 蛋白質の分光測定の産業利用について
内山 進(大阪大学)
16:00 – 16:40 蛋白質の分光測定の解析方法
大山 泰史(日本分光)
16:40 - 17:00 蛋白質の分光測定装置の紹介1
日本分光
17:00 – 17:20 蛋白質の分光測定装置の紹介2
堀場製作所
17:20 – 17:50 製薬企業における蛋白質の分光測定の活用
齋藤 智(中外製薬)
17:50 - 18:00 おわりに
前仲 勝実(北海道大学)