第10回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
蛋⽩質の分光測定の産業における利活⽤
開催日 2024年6月10日
開催場所 札幌コンベンションセンター
主催 ⽇本蛋⽩質科学会、蛋⽩質⼯学研究会
オーガナイザー 内⼭ 進、⽩井 宏樹
概要

⽇本蛋⽩質科学会では産官学の研究交流・情報交換を積極的に推進する活動 を⾏うため、2013年に蛋⽩質⼯学研究会を設置しました。その活動の⼀環 として、特に産業界から要請の強い話題について最先端の話題を数名の演者に御講演頂くワークショップを定期的に開催しております。 本年は本ワークショップに先⽴って同⽇に⾏われる蛋⽩質基礎講座との連携 企画として、蛋⽩質の分光測定の産業における利活⽤をテーマにワークショ ップを開催します。蛋⽩質の分光計測の歴史は⻑いものの、近年も装置改良並びに解析プログラムの改良が⾏われており、抗体医薬をはじめとするバイオ医薬品の分野などにおいて分光による物性評価は重要な位置を占めています。 蛋⽩質基礎講座では分光学の基礎を専⾨家より学ぶことから、本ワークショップでは、実際の装置構成や最新の解析アプローチ、そして、製薬企業における利活⽤について、紹介頂きます。

プログラム
  1. 「はじめに」中川 敦史(⼤阪⼤学)
  2. 「第10回ワークショップについて」内⼭ 進(⼤阪⼤学)
  3. 「蛋⽩質の分光測定の産業利⽤について」内⼭ 進(⼤阪⼤学)
  4. 「蛋⽩質の分光測定の解析⽅法」⼤⼭ 泰史(⽇本分光)
  5. 「蛋⽩質の分光測定装置の紹介1」⽇本分光
  6. 「蛋⽩質の分光測定装置の紹介2」堀場製作所
  7. 「製薬企業における蛋⽩質の分光測定の活⽤」齋藤 智(中外製薬)
  8. 「おわりに」前仲 勝実(北海道⼤学)
第9回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
抗体創薬を深く議論する =AI、engineeringからformulationまで=
開催日 2023年7月4日
開催場所 名古屋国際会議場 4F 141+142
主催 ⽇本蛋⽩質科学会、蛋⽩質⼯学研究会
オーガナイザー 内⼭ 進、⽩井 宏樹
概要

⽇本蛋⽩質科学会では産官学の研究交流・情報交換を積極的に推進する活動を⾏うため、2013年に蛋⽩質⼯学研究会を設置した。その活動の⼀環として、特に産業界から要請の強い話題について最先端の話題を数名の演者に御講演頂くワークショップを定期的に開催している。第9回蛋⽩質⼯学研究会では、「抗体創薬を深く議論する =AI、engineeringからformulationまで=」と題して、ベンチャー企業、製薬企業での先端的取組を紹介いただいた。

プログラム
  1. 「はじめに」内⼭ 進(⼤阪⼤学・⼯学研究科)
  2. 「Beyond Antibody: VHH創薬の挑戦」⼟屋 政幸(株式会社EME・取締役)
  3. in silico free energy scoreを⽤いたVHHの点変異によるTm向上」富本 裕介(アステラス製薬・バイオロジクス研究室⻑)
  4. 「機械学習を取り⼊れた進化分⼦⼯学aiProtein®技術によるタンパク質医薬創出」浜松 典郎(株式会社レボルカ・シニアディレクター)
  5. 「AIを⽤いた抗体分⼦設計 ~⽶国製薬企業との共同創薬パイプライン事例~」⼩川 隆(株式会社MOLCURE・代表取締役CEO)
  6. 「抗体医薬品の処⽅設計」中⼭ 智仁(株式会社ユー・メディコ・開発研究部研究員)
  7. 「総合討論」⽩井 宏樹〈司会〉(理化学研究所・計算科学研究センター)
  8. 「おわりに」中川 敦史(⼤阪⼤学)
第8回⽇本蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
開催日 2022年6月6日
開催場所 つくば国際会議場 B会場
主催 ⽇本蛋⽩質科学会、蛋⽩質⼯学研究会
オーガナイザー 内⼭ 進、⽩井 宏樹
参加者数 現地 35人、ウェブ 60人
概要

⽇本蛋⽩質科学会では産官学の研究交流・情報交換を積極的に推進する活動を⾏うため、2013年に蛋⽩質⼯学研究会を設置した。その活動の⼀環として、特に産業界から要請の強い話題について最先端の話題を数名の演者に御講演頂くワークショップを定期的に開催している。第8回蛋⽩質⼯学研究会では、蛋⽩質の質量分析・質量計測に焦点をあて、国内のアカデミア研究者とメーカーのサイエンティスト・ケミストより基礎から最近の進展までを紹介いただいた。

プログラム
  1. 「はじめに」津本 浩平(東京⼤学)
  2. 「第8回ワークショップについて」内⼭ 進(⼤阪⼤学)
  3. 「質量分析の基礎」明⽯ 知⼦(横浜市⽴⼤学 ⼤学院⽣命医科学研究科)
  4. 「蛋⽩質の質量分析1」韮澤 崇・坂本 太郎(ブルカージャパン株式会社)
  5. 「蛋⽩質の質量分析2」肥後 ⼤輔(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社)
  6. 「蛋⽩質の質量分析3」廣瀬 賢治(⽇本ウォーターズ株式会社)
  7. 「質量分析による蛋⽩質の相互作⽤・構造解析」内⼭ 進(⼤阪⼤学)
  8. 「質量分析によるタンパク質複合体解析」明⽯ 知⼦(横浜市⽴⼤学 ⼤学院⽣命医科学研究科)
  9. 「蛋⽩質のマスフォトメトリー(測定原理)」武⽥ 公利(株式会社ユー・メディコ)
  10. 「蛋⽩質のマスフォトメトリー(測定例)」志波 公平(レフェイン株式会社)
  11. 「おわりに」中川 敦史(⼤阪⼤学)
第7回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
2000年以降に発展した蛋⽩質⼯学関連計測解析技術
開催日 2021年10月5日
開催場所 ⼤阪⼤学銀杏会館での対⾯講演+ZOOMオンラインのハイブリッド
主催 ⽇本蛋⽩質科学会、蛋⽩質⼯学研究会
オーガナイザー 内⼭ 進、⽩井 宏樹
参加者数 現地 19人、ウェブ 122人
プログラム
  1. 「はじめに」津本 浩平(東京⼤学)
  2. 「2000年以降に発展した蛋⽩質⼯学関連計測解析技術」内⼭ 進(⼤阪⼤ 学)
  3. 「滴定型熱量測定」⻑⾨⽯ 暁(東京⼤学)
  4. 「質量分析・超遠⼼分析」内⼭ 進(⼤阪⼤学)
  5. 「分析・計測機器メーカー等からの装置・技術紹介」7社(マルバーン、ライフサイエンスソリューションズ、DKSHジャパン、ベックマン・コールター、ブルカーダルトニクス、サーモフィッシャー、⽇本電⼦)
  6. 「クライオ電⼦顕微鏡」加藤 貴之(⼤阪⼤学)
  7. 「エックス線技術・クライオ電⼦顕微鏡」井上 豪(⼤阪⼤学)
  8. 「今後の展望」井上 豪(⼤阪⼤学)
  9. 「おわりに」中川 敦史(⼤阪⼤学)
第6回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
蛋⽩質医薬における相分離現象の理解と産業利⽤可能性
開催日 2020年11月6日
開催場所 ZOOMオンライン
主催 ⽇本蛋⽩質科学会、蛋⽩質⼯学研究会
オーガナイザー 内⼭ 進、⽩井 宏樹
概要

⽇本蛋⽩質科学会では産官学の研究交流・情報交換を積極的に推進する活動を⾏うため、2013年に蛋⽩質⼯学研究会を設置しました。その活動の⼀環として、特に産業界から要請の強い話題について最先端の話題を数名の演者に御講演頂くワークショップを定期的に開催しております。本年度のワークショップは、『蛋⽩質医薬における相分離らしき現象の理解と産業利⽤可能性』と題し、5名の専⾨家にご講演頂き、また、計測機器メーカー関連の⽅々からの装置やアプリケーションをご紹介頂きますなお、今回は新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの開催となります。是⾮、皆様のご参加をお持ちしています。

プログラム
  1. 「はじめに 蛋⽩質医薬における相分離の現状」内⼭ 進(⼤阪⼤学)
  2. 「⾼分⼦(物理)科学的理解」杉⼭ 正明(京都⼤学)
  3. 「計算科学的理解」河野 秀俊(量⼦科学技術研究機構)
  4. 「酵素連続反応と液–液相分離」浦 朋⼈、⽩⽊ 賢太郎(筑波⼤学)
  5. 「分析機器メーカー等からの技術紹介」(ライフサイエンスソリューションズ、DKSHジャパン、ベックマン・コールター、アントンパールジャパン)
  6. 「蛋⽩質医薬産業からの報告1」⻑⾕川 淳(⼤阪⼤学(元第⼀三共))
  7. 「蛋⽩質医薬産業からの報告2」⻑⾕川 春樹(アムジェン)
  8. 「今後の展望」⽩井 宏樹(アステラス製薬)
第5回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
産業展開と構造⽣物学
開催日 2019年6月23日
開催場所 神⼾国際会議場
オーガナイザー 津本 浩平、児嶋 ⻑次郎
参加者数 現地 70人、
概要

2019年度⼤会前⽇の6⽉23⽇(⽇)15:00〜18:30に、第5回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ『産業展開と構造⽣物学』を、神⼾国際会議場にて開催した。⽇曜⽇開催にもかかわらず約70名の参加があり、質疑応答も活発で盛況なワークショップとなった。

プログラム
  1. 「LassoGraft Technology®による新規バイオ医薬品モダリティの創成」⾼⽊ 淳⼀(⼤阪⼤学、ミラバイオロジクス株式会社)
  2. 「先端的NMR基盤の活⽤による産学における研究開発」⽊川 隆則(理化学研究所)
  3. 「安定同位体利⽤NMR技術の⾼度化と事業展開」寺内 勉(SAILテクノロジーズ株式会社)
  4. 「効率的なクライオ電⼦顕微鏡の運⽤とその成果」岩崎 憲治(筑波⼤学)
  5. 「CRISPR-Cas9の構造解析と機能改変」⻄増 弘志(東京⼤学)
  6. 「結晶スポンジ法:低分⼦/タンパク質の空間捕捉と分⼦構造解析」藤⽥ 誠(東京⼤学)
第4回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
蛋⽩質⼯学と理論・インシリコアプローチ
開催日 2018年6月25日
開催場所 朱鷺メッセ
オーガナイザー ⽩井 宏樹、津本 浩平
参加者数 現地 90人、
プログラム
  1. 「蛋⽩質⼯学によるDNAポリメラーゼの機能改変」⽯野 良純(九州⼤学農学研究院)
  2. 「理論計算を⽤いた膜蛋⽩質の耐熱化法の開発』村⽥ 武⼠(千葉⼤学 ⼤学院理学研科)
  3. 「FR3への荷電アミノ酸導⼊による抗体分⼦の親和性改変技術」福永 淳(シスメックス)
  4. 「MOEによるバイオ医薬品設計⽀援」東⽥ 欣也(モルシス)
  5. 「BIOVIA Discovery Studioを⽤いた抗体設計」髙岡 雄司(ダッソー・システムズ・バイオビア)
  6. 「コンピュータを⽤いた抗体⼯学研究」⿊⽥ ⼤祐(東京⼤学 ⼯学系研究科)
  7. 「⼤規模分⼦計算によるタンパク質の改変設計」星野 忠次(千葉⼤学 ⼤学院薬学研院)
第3回⽇本蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
開催日 2017年6月19日
開催場所 仙台国際センター E会場
オーガナイザー 津本 浩平、⽩井 宏樹
プログラム
  1. 「低分⼦化抗体精製⽤アフィニティクロマトグラフィー担体の開発」吉⽥ 慎⼀(株式会社カネカ バイオテクノロジー開発研究所)
  2. 「⾼品質な⼀本鎖抗体の創製に向けた物理化学的⼿法による評価」森岡 弘志(熊本⼤学 ⼤学院⽣命科学研究部 薬学系)
  3. 「ラクダ科動物由来VHH抗体の基盤的な研究開発」⾚澤 陽⼦(産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部⾨ 次世代メディカルデバイス研究グループ)
  4. 「次世代シークエンサーを⽤いたファージライブラリーからの低分⼦抗体のデザイン」伊東 祐⼆(⿅児島⼤学 理⼯学研究科)
  5. 「新しい低分⼦抗体フォーマットFv-claspとその結晶化シャペロンとしての応⽤」⾼⽊ 淳⼀(⼤阪⼤学 蛋⽩質研究所)
  6. 「構造ゆらぎ制御による⼩型抗体代替分⼦の創出」⾨之園 哲哉(東京⼯業⼤学 ⽣命理⼯学院)
企業現場のニーズと先端蛋白質科学との接点を探るシンポジウム
開催日 2016年11月16日
開催場所 東京大学・武田先端知ビル5F 武田ホール
主催 日本蛋白質科学会
オーガナイザー 白井 宏樹、白木 賢太郎、津本 浩平
プログラム
  1. 「挨拶」廣田 里香(アステラス製薬株式会社 バイオサイエンス研究所)
  2. レクチャー「蛋白質の溶解と凝集の基礎知識」平野 篤(産業技術総合研究所 ナノ材料研究部門)
  3. 基調講演「抗体創薬における物性問題と回避法」津本 浩平(東京大学 大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻)
  4. 「蛋白質凝集テクノロジー」白木 賢太郎(筑波大学 数理物質系)
  5. 「蛋白質凝集/可溶化制御タグを利用したバイオ医薬品製造法」野中 孝裕(味の素株式会社 バイオ・ファイン研究所)
  6. 「天然変性蛋白質は別の蛋白質の凍結を保護する」廣明 秀一(名古屋大学 大学院創薬科学研究科 構造分子薬理学分野)
  7. 「卵白蛋白質の底力 -凝集の食品分野への活用-」半田 明弘(キユーピー株式会社 研究開発本部)
  8. 「アモルファス凝集とアミロイド線維の区別および疾患関連性」後藤 祐児(大阪大学 蛋白質研究所)
  9. 「蛋白質科学会の取り組み」後藤 祐児(日本蛋白質科学会 会長)
  10. 「総合討論」司会:内山 進(大阪大学 工学研究科 生命先端工学専攻)
第2回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
開催日 2015年6月23日
開催場所 D会場(あわぎんホール4F 会議室3+4)
主催 ⽇本蛋⽩質科学会、蛋⽩質⼯学研究会
オーガナイザー ⻄川 光郎、前⽥ 宜丈、津本 浩平
概要

⽇本蛋⽩質科学会では産官学の研究交流・情報交換を積極的に推進する活動を⾏うため,2013年に蛋⽩質⼯学研究会を設置しました。その活動の⼀環として、特に産業界から要請の強い話題について最先端の話題を数名の演者に御講演頂くワークショップを開催しています。今回のワークショップは、基礎研究だけでなくバイオ医薬品等の開発研究でも特に要請の強い「蛋⽩質の機能発現における糖鎖機能研究」について,4名の専⾨家に御講演頂きます。バイオ医薬品開発に関⼼をお持ちの産業界の⽅はもとより,アカデミア研究者のご参加を歓迎します。ふるってご参加ください。

プログラム
  1. 「インテリジェントな糖が教えてくれる⽣命の奥の深さ」笠井 献⼀(帝京⼤学 名誉教授、元薬学部⽣物化学教室)
  2. 「グライコフォームイメージングと糖タンパク質の細胞内動態解析」鈴⽊ 匡(理化学研究所 糖鎖代謝学研究チーム)
  3. 「バイオ医薬品に⽣かされている糖鎖制御及び糖鎖分析の実際」斎藤 誠嗣(協和発酵キリン株式会社 東京リサーチパーク 創薬基盤研究所)
第1回蛋⽩質⼯学研究会ワークショップ
開催日 2014年6月24日
開催場所 D会場(ワークピア横浜 3階やまゆり)
主催 ⽇本蛋⽩質科学会、蛋⽩質⼯学研究会
オーガナイザー 前田 宜丈、津本 浩平
プログラム
  1. 「NMRによるタンパク質被認識部位の同定法」高橋 栄夫(横浜市立大学 大学院 生命医科学研究科)
  2. 「Applications of Amide Hydrogen/Deuterium Exchange-Mass Spectrometry (HDX-MS) for Drug Discovery」Yoshitomo Hamuro(Department of Biochemistry and Biophysics, University of Pennsylvania)
  3. 「High Mass MALDIとクロスリンク技循を用いた蛋白質複合体/相互作用解析」板東 泰彦(エーエムアール株式会社)
  4. 「Deimmunization of therapeutic proteins driven by computational protein design」Chris Bailey-Kellogg(Stealth Biologics, LLC)