第9回日本蛋白質科学会(平成21年度)の概要とワークショップのテーマ募集のお知らせ
第9回日本蛋白質科学会年会は2009年5月20日(水)〜22日(金)の日程で熊本全日空ホテルニュースカイ(熊本市)において開催されます。
演題募集時期:2009年1月20日(火)〜2月18日(水)(予定)
プログラム
これまで、年会実行委員会にてプログラムについて検討を重ねてきており、その概要が以下のように決まってきております。
シンポジウム
- New frontiers in research on disease-related proteins
Yuriko Yamagata (Kumamoto Univ.)、Yoshihiro Yoneda (Osaka Univ.) - タンパク質のダイナミクス計測のためのイメージング技術
野地 博行(阪大)、原田 慶恵(京大) - 若手奨励賞シンポジウム
なお、シンポジウム1の中で本年7月にβ1−アドレナリンレセプターの結晶構造を決め、Naturecに発表し、昨年のβ2−アドレナリンレセプターの結晶構造解析にも関係している Gebhard F.X. Schertler 博士(MRC, UK)の基調講演を予定しております。
注)来年度の第9回年会でも、本年度に引き続き、優れた発表にポスター賞(学生対象)、若手奨励賞(ポスドク、助教クラスを対象)を授与することを決定しています。該当する会員の皆さんはふるってご参加下さい。
ヒストリーレビュー
- 岩永 貞昭(九州大学名誉教授)
- 大島 泰郎(東京工業大学名誉教授)
- 郷 通子(お茶の水女子大学学長)(50音順)
あともうお一人の先生にもお願いする予定です。
ワークショップ
- AAA ファミリー蛋白質と疾患
小椋 光(熊本大)、藤木 幸夫(九大) - HIV と宿主蛋白質との相互作用
上野 貴将(熊本大)、前仲 勝実(九大) - 細胞内、細胞間物質輸送の構造生物学
佐藤 衛(横浜市立大)、山下 敦子(播磨理研) - 細胞内での蛋白質の動態を直接捉える
田口 英樹(東大)、和田 郁夫(福島県立医大) - タンパク質の溶液を考える実験と理論
亀田 倫史(産総研)、白木 賢太郎(筑波大) - ネットワークバイオロジー:要素間から階層間へ
松浦 友亮(阪大)、森 浩禎(奈良先端大) - プロテオミクスによる細胞内シグナル解析
荒木 令江(熊本大)、服部 成介(北里大) - マテリアルとしてのタンパク質
芝 清隆(癌研)、山下 一郎(パナソニック)
公募
ワークショップ(2時間30分)については、既に8題のテーマが提案されておりますが、上記に加えて数題のテーマを募集いたします。ワークショップのテーマは、シンポジウムのテーマにはとらわれませんので会員の皆さまの積極的なご提案をお待ちしております。
希望する方は、ワークショップ名、概要(200字程度)、オーガナイザー2名の氏名と代表者の連絡先、予定演者(5〜6名)を10月20日(月)までにプログラム委員長の小椋 光(熊本大・発生研 ogura@gpo.kumamoto-u.ac.jp)まで電子メールでお送りください。採否に関しては、後日実行委員会で決定し、お知らせいたします。
第9回日本蛋白質科学会年会
年会長 山縣 ゆり子(熊本大・院医薬)
プログラム委員長 小椋 光(熊本大・発生研)