選挙公告
日本蛋白質科学会ニュースレター Vol. 4, No. 1 (204) 発行日 2004年2月13日
選挙公告
三浦会長と理事の半数の任期は平成16年3月末日までです。日本蛋白質科学会の会則および細則に基づき、新会長1名と理事の半数の改選を行います。また、例年3月に行っている科研費審査委員候補者選出のための選挙も同時に行います。下記の「選挙要領」をご精読の上、期日までにご投票下さい。
期日
平成16年3月8日(月)午前11時必着
選挙要領
新会長と理事半数の改選
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会長と理事の選挙は、本会細則第6条と7条に従って行います。
日本蛋白質科学会 細則
第6条 理事は毎年半数を改選する。改選は次のように行う。
- 会長は正会員の中から2名を選んで選挙管理委員を委嘱する。選挙管理委員は互選により責任者を選び、選挙事務を行う。
- 投票は1人1票、無記名5名連記とする。
- 得票者中の上位の者から順に9名程度を選出する。
- 会長が必要と認めた場合には、理事会の承認を受けて新たに理事を2名まで指名することができる。内1名は40才未満の会員とする。但しこれらの理事の任期は、指名した会長の任期が終了するまでとする。
第7条 新会長の選任は次のように行う。
- 理事会で新会長候補者を2または3名推薦し、正会員の投票により最高得票者を新会長とする。
- 最高得票を得たものが2名以上ある場合には、抽選により新会長を決定する。
- 今年度の選挙管理委員は、本会の理事である今野美智子と米田悦啓です。
- 新会長の選挙:理事会において、以下の2名が新会長候補者として推薦されました。
新会長用投票用紙にはこの内1名を選び、その方の氏名を投票用紙(本ニュースレターに添付)に記入して下さい。新会長の任期は平成18年3月末日までです。
新会長候補者(五十音順):
大島 泰郎(東京薬科大学・生命科学部)
月原 冨武(大阪大学・蛋白質研究所)
以下に、会長候補者の経歴と抱負を載せていますので、ご参考下さい。 - 理事の改選:今回、改選されるのは平成16年3月末日で任期が終了する13名の理事であり、新たに選出される理事の任期は平成16年4月1日から平成18年3月末日までの2年間です。現在の理事と3月31日で任期が終了する理事のリストは、以下にあげています。全会員リストから、理事として適当と思われる5名を投票用紙(本メールに添付)に連記して下さい。なお、会則第13条に「連続2期4年選出された理事は、その後1期2年間選出されることはできない。」とありますが、今回任期が終了する13名の理事にも被選挙権があります。他方、来年度も継続する9名の理事は候補者から除いて下さい。同点得票者がある場合は、年齢の若い順に選出することとします。
平成17年度科研費審査委員候補者
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一昨年より、選挙にもとづき、蛋白質科学会から生物物理研連に審査員候補を推薦しています。平成15年5月に推薦したのは以下の細目の4名です(細目の詳細については http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html を参考下さい)。
細目番号 分野、分科、細目 推薦者数(計4名) 2102 複合新領域、ナノ・マイクロ科学、ナノ材料・ナノバイオサイエンス 1 2302 複合新領域、ゲノム科学、応用ゲノム科学 1 2401 複合新領域、生物分子科学、生物分子科学 1 5803 生物学、生物科学、生物物理学 1 - 今年度も同様な推薦依頼があると考え、候補者選出の選挙を行います。全会員リストから、審査員として適当と思われる6名を投票用紙に連記して下さい。
- なお、細目と推薦者数は未定であることから、細目ごとの選挙は行いませんが、各分野への配分を考慮して下さい。また、「若手研究者の積極的な登用を図るようにすること」、「候補者に女性研究者を加えるように配慮すること」などが推薦の際の留意点です。各学会(生物物理学会、生化学会その他)からも審査員候補は推薦されますが、重複はできません。さらに今年度審査委員となったもの(非公開)は推薦できません。そこで予想される推薦予定数を越えた6名の投票とします。
- 推薦との重複のないことなどを確認して、生物物理研連より依頼のあった細目に分類します。
投票方法
- 以上の選挙の投票用紙ファイル(本メイルに添付)を添付ファイルとして、日本蛋白質科学会事務局(pssj-ele@cd.inbox.ne.jp)に返送して下さい。締切りは平成16年3月8日(月)午前11時とします。
- 投票用紙ファイルを日本蛋白質科学会事務局でまとめた後、選挙管理委員の立ち会いのもとに開票します。
- インターネットの投票をされない方は、投票用紙に記入後、下記まで郵送して下さい。また、添付ファイルを正しく受け取れなかった方は、下記に請求していただければ投票用紙を郵送いたします。
〒560-0082豊中市新千里東町1-5-3千里朝日阪急ビル13階
(財) 日本学会事務センター大阪事務所内 日本蛋白質科学会事務局
Tel: 06-6873-2780/Fax: 06-6873-2750/E-mail: pssj@bcasj.or.jp
以上に従い、選挙投票を行って下さい。
平成16年2月7日
平成15年度日本蛋白質科学会選挙管理委員
今野 美智子、米田 悦啓(責任者)
会長候補者の経歴と抱負
大島 泰郎
現職 |
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生年月日 | 1935年2月13日 |
学歴 |
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職歴 |
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専門分野 | 高温を中心とする異常環境下に生息する生命の生化学、分子生物学、特に生体高分子の耐熱性獲得機構、生命の温度適応、進化過程の分子レベルの解明、生命の起源と初期進化に関する生化学的研究 |
蛋白質科学会に対する抱負 | ちょうどいい機会ですので「思いつき」を書きます。抱負というより理事会などへ提案してみようかと思っていたことです。タンパク質の時代を迎えて、大同団結した学会が成立したことの意義は今更いうまでもありません。しかし、100%良いことはないでしょう。大きな学会には自分の存在が片隅だと幾分かの疎外感を感じる会員もいるでしょうし、もっと密度の濃い討論を望む会員もいるでしょう。大学会の中に小さな学会の良さを生かすには「部会」を設けその運営を親学会が助ける手があります。私の提案は会員からの自発的な申請を審査して、時限の部会を設けることができる道を開いてはどうかというものです。 |
月原 冨武
現職 | 大阪大学蛋白質研究所・教授 |
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生年月日 | 1944年5月25日 |
学歴 |
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職歴 |
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専門分野 | 膜蛋白質複合体、ウイルス等の X 線結晶構造解析に基づいた超分子複合体の構造、機能、構造形成の研究。より大きな構造をより正確に決める X 線結晶構造解析を切り開きたいと考えて研究をしています。 |
蛋白質科学会に対する抱負 | 蛋白質研究に対する期待は大きくなってきています。今日の蛋白質研究は、多様な蛋白質の研究の深化と共に、basic から応用研究を含めた研究内容の拡がり見せています。こうした中で、蛋白質科学会は幅広い期待を持っている研究者を許容できる間口の広い学会であるべきと考えています。 |
平成15年度日本蛋白質科学会 役員名簿 平成15年4月1日より
○印の役員の任期が平成16年3月末日までです。他の任期は平成17年3月末日までです。
会長、副会長、理事と職掌
会長 | ○ | 三浦 謹一郎 | (株)プロテイオス研究所(東京大・国立遺伝研名誉教授) |
副会長 | ○ | 大島 泰郎 | 東京薬科大学生命科学部(東京工業大学名誉教授) |
副会長 | ○ | 月原 冨武 | 大阪大学蛋白質研究所(第1回年会長) |
理事 | ○ | 阿久津 秀雄 | 大阪大学蛋白質研究所 |
理事(会計) | 有坂 文雄 | 東京工業大学大学院生命理工学研究科 | |
理事 | 稲垣 冬彦 | 北海道大学大学院薬学研究科 | |
理事 | ○ | 鏡山 博行 | 大阪医科大学医化学 |
理事 | ○ | 北川 禎三 | 岡崎国立共同研究機構統合バイオサイエンスセンター |
理事 | 熊谷 泉 | 東北大学大学院工学研究科 | |
理事 | ○ | 倉光 成紀 | 大阪大学大学院理学研究科 |
理事(渉外) | 桑島 邦博 | 東京大学大学院理学系研究科 | |
理事 | 郷 信広 | 日本原子力研究所計算科学推進センター(京都大学名誉教授) | |
理事 | 郷 通子 | 長浜バイオ大学バイオサイエンス学部(第2回年会長・名古屋大学名誉教授) | |
理事(庶務、男女共同参画) | ○ | 後藤 祐児 | 大阪大学蛋白質研究所 |
理事 | ○ | 今野 美智子 | お茶の水女子大学理学部 |
理事 | ○ | 鈴木 紘一 | 東レ先端融合研究所(東京大学名誉教授) |
理事 | ○ | 田中 啓二 | 東京都臨床医学総合研究所 |
理事 | 田之倉 優 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 | |
理事(広報) | ○ | 中村 春木 | 大阪大学蛋白質研究所 |
理事 | ○ | 三木 邦夫 | 京都大学大学院理学研究科 |
理事 | 森川 耿右 | 生物分子工学研究所 | |
理事(男女共同参画) | 山縣 ゆり子 | 熊本大学大学院薬学研究科 | |
理事 | ○ | 横山 茂之 | 東京大学大学院理学系研究科(兼 理化学研究所) |
理事 | ○ | 吉田 賢右 | 東京工業大学大学院生命理工学研究科 |
理事 | ○ | 米田 悦啓 | 大阪大学大学院生命機能研究科 |
理事会メンバーは以上25名
会計監査
○ | 崎山 文夫 | 四天王寺国際仏教大学(大阪大学名誉教授) |
○ | 下西 康嗣 | 長浜バイオ大学(大阪大学名誉教授) |
年会長
平成15年度 | 稲垣冬彦 | 北海道大学大学院薬学研究科 |
平成16年度 | 大島泰郎 | 東京薬科大学生命科学部(東京工業大学名誉教授) (兼 第1回環太平洋蛋白質科学国際会議組織委員長) |
平成17年度 | 三原勝芳 | 九州大学大学院・医学研究院分子生命科学 |