アンケート調査のお願い
男女共同参画学協会連絡会1周年記念行事企画
日本蛋白質科学会ニュースレター Vol. 3, No. 5 (203) 発行日 2003年4月1日
アンケート調査のお願い
以下の趣意を読み、URL http://www.realgraph.net/researchers/ において10月31日までにアンケートにご回答下さい。なお、アンケート項目は Web サイトでもご覧になれます。
科学技術系専門職の男女共同参画実態調査
男女共同参画学協会連絡会は昨年10月に結成され、理工系学協会の連携により男女共同参画をすすめるための活動をしています.本アンケートは、文部科学省生涯学習政策局の委託のもとに、参加学協会の会員を対象として、科学技術系専門職の方々の男女共同参画に関する調査をおこなうことが目的です.さまざまな専門分野の技術者・研究者の方々の実態や意識に関するデータは、各学協会の男女共同参画をすすめ、行政施策への提言をするための重要な基礎データとなります.結果は統計資料として連絡会の提言とともに公表いたします.みなさまのご協力をお願いいたします.
なお、本アンケートは科学技術関係者のおかれている現状を把握するためのものであり、個人の特定は一切いたしません.また、目的外の使用もいたしません.
アンケートは、Web と紙にて配布の二つの手段で実施致しますが、同一内容ですのでいずれか一つに御回答ください.また、複数の学会から依頼があった場合は1回だけ回答してください.
男女共同参画学協会連絡会委員長 小舘 香椎子
正式加盟学会(2003年7月28日現在)
- 応用物理学会(会長 後藤 俊夫)
- 高分子学会(会長 遠藤 剛)
- 日本化学会(会長 瀬谷 博道)
- 日本植物生理学会(会長 佐藤 公行)
- 日本生化学会(会長 村松 喬)
- 日本蛋白質科学会(会長 三浦 謹一郎)
- 日本天文学会(会長 松田 卓也)
- 日本比較内分泌学会(会長 菊山 榮)
- 日本分子生物学会(会長 山本 正幸)
- 日本発生生物学会(会長 浅島 誠)
- 化学工学会(会長 渡辺 英二)
- 日本宇宙生物科学会(会長 浅島 誠)
- 日本原子力学会(会長 齋藤 伸三)
- 日本数学会(会長 森田 康夫)
- 日本生物物理学会(会長 柳田 敏雄)
- 日本生理学会(会長 金子 章道)
- 日本動物学会(会長 浅島 誠)
- 日本物理学会(会長 北原 和夫)
- 日本女性科学者の会(会長 佐々木 政子)
- 日本細胞生物学会(会長 永田 和宏)
アンケート協力オブザーバ加盟学会(2003年7月28日現在)
- 映像情報メディア学会(会長 中村 慶久)
- 電気化学会(会長 藤嶋 昭)
- 日本応用磁気学会(会長 荒井 賢一)
- 地球電磁気・地球惑星圏学会(会長 藤井 良一)
- 地盤工学会(会長 足立 紀尚)
- 電電子情報通信学会(会長 伊賀 健一)
- 情報処理学会(会長 益田 隆司)
- 日本建築学会(会長 秋山 宏)
アンケート実施期間
Web 版、紙版ともに、2003年8月20日〜10月31日(既に Web サイトは開いています)
アンケート実施ならびに回収方法
- Web版:URL http://www.realgraph.net/researchers/ をご覧下さい.
- 紙版送付:インターネットの投票をされない方は、以下のアンケート用紙に記入後、下記まで郵送あるいは FAX して下さい。
郵送(住所):〒560-0082 豊中市新千里東町1-4-2 千里ライフサイエンスセンタービル14階
(財) 日本学会事務センター大阪事務所内 日本蛋白質科学会事務局
FAX:06-6873-2300
科学技術系専門職の男女共同参画実態調査
注)複数選択とある設問以外は一つを選択して□に? 点にてご回答ください.また、複数の学会から回答の依頼がある場合は、回答は一回のみとし、設問7で所属している全ての学会を選択してください.(下線は複数回答選択肢)
1. 年齢をお答えください. □24歳以下 □25~29歳 □30~34歳 □35~39歳 □40~44歳 □45~49歳 □50~54歳 □55~59歳 □60歳以上 2. 性別をお答えください. □男性 □女性 3. 配偶者の有無をお答えください. □あり □なし 4. 子供についてお答えください. 人数: □なし □1人 □2人 □3人 □4人以上 年齢: □小学生未満 □小学生 □中学生 □高校生 □大学生 □社会人 □その他 5. 最終学歴をお答えください. □学部卒 □大学院卒(修士) □大学院卒(博士) □その他 6. 学位(博士)についてお答えください. □なし □あり(コース博士) □あり(論文博士) 7. 所属する学会をお答えください. □数学 □日本物理 □原子力 □天文 □宇宙生物 □応物 □応用磁気 □信学会 □情報処理 □日化 □化工 □電化 □高分子 □分析化学 □生化 □植物生理 □生物物理 □蛋白質 □生理 □日比内 □動物 □分生 □発生生物 □細胞生物 □地盤工 □映情学 □自動車 □照明 □精密工 □機械 □建築 □鉄鋼 □液晶 □SJWS □JWEF □SGEPSS □その他 8. 現在の職業をお答えください. □学生 □常勤(任期なし)□常勤(任期付き)□非常勤 □無職 □その他 任期付きの方のみ: 任期年数をお答えください.□2年未満 □2~3年未満 □3~5年未満 □5年以上 そのポストは: □再任可 □再任不可 9. 現在の主な所属をお答えください(退職された方は、以下の設問16まで最終職についてお答えください). □企業 □国立大学 □公立大学 □私立大学 □その他の各種学校 □独立行政法人等の公立研究機関 □その他 10. 現在の役職をお答えください.ご自分の所属以外の分類で答えていただいても構いません. 企業の場合: □一般社員 □主任クラス □課長クラス □部長クラス □事業部長クラス □取締役以上 □その他 大学の場合: □学部生 □院生 □研究生 □ポスドク □技官 □助手 □講師 □助教授 □教授 □その他 国公立研究機関の場合: □ポスドク □研究員 □主任研究員 □グループ長 □ユニット長 □理事 □その他 11. 職場での勤務時間についてお答えください. 11.1 職場にいる時間を1週間単位でお答えください. □20H未満 □20~40H未満 □40~50H未満 □50~70H未満 □70~90H未満 □90H以上 11.2 そのうち研究・開発に要している時間を1週間単位でお答えください. □0H □10H未満 □10~20H未満 □20~40H未満 □40~50H未満 □50~70H未満 □70~90H未満 □90H以上 12. 自宅での仕事時間についてお答えください. 12.1 自宅で仕事をする時間を1週間単位でお答えください. □0H □5H未満 □5〜10H未満 □10〜30H未満 □30H以上 12.2 そのうち研究・開発に要している時間を1週間単位でお答えください. □0H □5H未満 □5〜10H未満 □10〜30H未満 □30H以上 13. 自分の部下の人数をお答えください.大学の場合は指導している人数をお答えください(学部生除く). □0人 □1〜3人 □4〜6人 □7〜15人 □16〜30人 □31人以上 14. 研究・開発費としてあなたが使用できる今年の年額(リーダは総額)をお答えください(人件費を除く). □0円 □50万円未満 □50万〜百万円未満 □百万〜5百万円未満 □5百万〜2千万円未満 □2千万円〜5千万円未満 □5千万円以上 15. 現在の職業を選んだ理由をお答えください. □真理の探究をしたい □自分の能力が発揮できる □この職業が好き □高収入 □安定している □家庭と両立できる □男女差別がない □社会の役に立つ □地位や名声 □他によい職場がなかった □就職できた □親や知人にすすめられた □勤務地が近い □転勤がない □柔軟な休業制度がある □その他 16. あなたの将来像についてお聞きします(退職者は最終職の時点でお答えください). 16.1 将来、どのような職に就きたいですか(将来も現職に就いていたい場合は現状をお答えください). □大学等で研究室を主宰 □大学等で研究に従事 □企業で経営陣に参加 □企業で管理職 □企業で研究・開発に従事 □教育職 □行政職 □起業 □模索中 □その他 16.2 その職に就くために重要(だった)と思われる要因は(5個以内): □才能 □熱意 □体力 □要領 □仕事時間 □社交性 □性別 □人脈 □上司の理解協力 □家族の理解協力 □職場での採用、評価、昇進制度 □社会的支援制度 □勤務地 □わからない 16.3 その職に就ける可能性は: □既に就いている(た)□努力すれば可能 □無理かもしれない □わからない 17. 離職・転職を考えたこと、したことがありますか. □離職したことがある □転職したことがある □離職を考えたことがある □転職を考えたことがある □考えたことがない 17.1 ありの場合、その理由をお答えください: □キャリアアップ □高収入 □転勤 □家族の転勤 □勤務地□任期 □結婚 □育児 □介護□将来への不安 □男女差別 □人間関係 □現職への不満 □解雇 □その他 17.2 離職・転職した場合,その後の雇用形態: □常勤 □常勤(任期制)□非常勤 □一年以上無職 □その他 17.3 どのような分野へ転職しましたか:□大学等 □国公立研究機関 □学校教育関係 □民間企業(研究・開発) □民間企業(調査・コンサルティング) □民間企業(その他の職種)□行政関係 □その他 18. 今後任期付き職が増加すると予想されますが、任期付き職(ポスドクを含む)についてどう思いますか. □積極的に導入すべき □慎重に導入すべき □廃止すべき □わからない その理由は: □自分の希望に応じて転職しやすい □実績に応じた転職が可能 □研究組織の活性化 □生涯設計が立てやすい □育児等での離職後の再就職が容易 □大きなテーマに取り組めない □生涯設計が立てにくい□次の職を得ることが難しい□年齢制限がある□社会保障上の不利益を被る□その他 19. 子供ありの方にお伺いします. 19.1 子供が小学校就学までの平日昼間の育児を主に担当したのはどなたですか. □本人 □配偶者 □同居親族 □親族知人 □保育園等 □ベビーシッター等 19.2 あなたの育児休職取得、非取得の状況についてお答えください. □十分取得した □取得したが不十分であった □取得しなかった その理由は:□職場の理解が得られた □自分で育児を行いたかった □自分以外の保育者が確保できなかった □保育園入園まで取得 □仕事を中断したくなかった □収入を減らしたくなかった □必要性を感じなかった □自分以外の保育者を確保できた □制度がなかった □制度はあったが(十分に)取得できる職場環境ではなかった □その他 取得された方の期間は(産休を除く子供一人あたりの平均で): □1ヶ月未満 □1〜3ヶ月未満 □3〜6ヶ月未満 □6〜12ヶ月未満 □12〜24ヶ月未満 □24ヶ月以上 19.3 育児休職を取得した方にお伺いします.取得後の影響をお答えください. □取得前と同じ職務を継続 □職務が変わった □部署が変わった □昇給・昇進が遅れた □失職した □退職した 19.4 配偶者の育児休職取得期間をお答えください(産休を除く子供一人あたりの平均で). □無職 □取得なし □1ヶ月未満 □1~3ヶ月未満 □3~6ヶ月未満 □6~12ヶ月未満 □12~24ヶ月未満 □それ以上 配偶者が育児休職を取らなかった場合,その理由: □仕事が忙しかった □収入を減らしたくなかった □必要を感じなかった □制度がなかった □制度はあったが(十分に)取得できる職場環境ではなかった □夫婦以外の保育者を確保できた □その他 20. 仕事と育児、介護、あるいは自分のための時間との両立に必要なことは何だと思いますか. □多様な働き方 □労働時間短縮 □仕事中心の考え方を変える □男女役割分担の意識を変える □職住近接 □有給休暇の増加 □実験補助員 □家事サポート □保育施設の増設 □介護サービスの拡充 □多様な休職制度 □育児・介護への経済支援 □病児保育 □休職者の勤務先への公的補助 □休職中の代替要員 □休職中に自宅で仕事を継続できる仕組み □ワークシェアリング □勤務時間の弾力化□職場の雰囲気□その他□特になし 21. 育児、介護による休職者に対する評価をどのようにしたら良いと思いますか. □休職期間分だけ報酬を減らす □休職期間分だけ昇給・昇進を遅らせる □将来にわたって昇給・昇進を遅らせる □休職を配慮し評価を優遇する□能力やそれまでの業績に応じて個別に対応する□あくまで成果主義□その他□わからない 22. 研究・開発を進める上でどのような環境や機会が必要ですか. □研究・開発時間 □研究・開発設備 □研究・開発費 □研究・開発支援者 □国内外への留学 □上司の理解 □指導者等からの指導 □研究・開発の自由度 □テーマに長く取り組める環境 □共同研究者 □学生等を教育する機会 □成果の発表の機会 □業績の評価 □能力の適切な評価 □周囲の期待 □その他 23. 次の中で該当すると思われるものをお答えください. 23.1 技術者・研究者の女性比率が低いのはなぜだと思いますか. □教育環境 □家庭環境 □職場環境 □男女の社会的分業 □社会の偏見 □男女の能力差 □男女の適性の差 □女性の意識 □男性の意識 □終身雇用制 □ロールモデルが少ない □家庭と仕事の両立が困難 □男性に比べ採用が少ない □役職につきにくい □その他 23.2 指導的地位に女性の比率が低いのはなぜだと思いますか. □評価者の男性を優先する意識 □女性の業績が不十分 □家庭との両立が困難 □女性は中途離職や休職が多い □女性は男性より昇進を望まない □男女の能力差 □男女の適性の差□ロールモデルが少ない□職場の環境□その他 23.3 科学技術分野において男女の処遇の差はあると思いますか. □なし □あり ありの場合、どの面で: □採用 □管理職への登用 □昇進・昇給 □研究・開発費 □研究・開発支援者の数 □業績評価 □雑務の負担 □国内外留学の機会 □成果発表の機会 □研修の機会 □その他 24. 男女共同参画社会推進のため今後必要と思われることをお答えください.□職場環境整備 □推進体制の整備 □評価システムの改善 □社会保障制度の拡充 □上司の理解 □一定期間の女性優先措置 □各種年齢制限の撤廃 □女性研究者の交流の場 □女性の意識改革 □男性の意識改革 □夫婦別姓 □女性の仕事と家庭の両立 □男性の仕事と家庭の両立 □任期制導入 □任期制の改善 □任期制撤廃 □特に必要ない
アンケートは以上です。ご協力ありがとうございました。
男女共同参画学協会連絡会1周年記念行事企画
平成11年に「男女共同参画社会基本法」が公布、施行されてから、21世紀の我が国における男女共同参画社会の実現が急務となってまいりました。
これをふまえて平成14年10月に自然科学系の32学協会が参加して「男女共同参画学協会連絡会」を設立しました。男女共に科学技術に充分力を発揮できる明るい未来を作り、社会を活性化するためには、何が必要であるかを考え、社会に発信していく機会として、1周年を記念してこの催しを企画しました。お互いのネットワークを拡げ、各人の行動をより充実したものにするために、お誘いあわせのうえ、多数ご参加下さいますようお待ち申し上げます。
主催 | 男女共同参画学協会連絡会 |
---|---|
日時 | 平成15年10月7日(火) |
場所 | 日本化学会7階ホール、5、6階会議室(101−8307 東京都千代田区神田駿河台1−5) [交通]JR「お茶の水」、地下鉄「お茶の水」「新お茶の水」駅から徒歩5分 |
定員 | 150名(定員になり次第締切り)、資料費1,000円。 |
申込先 | 社団法人 日本化学会 男女共同参画係 メールアドレス danjyo@chemistry.or.jp fax 03-3292-6318 電話 03-3292-6161 |
テーマ | 男女が共に活きる社会へ |
「全体会」:13時30分〜17時40分
司会:相馬 芳枝(日本化学会)・坂東 昌子(日本物理学会)
- 主催者挨拶(13:30〜)後藤 俊夫(応用物理学会会長、名大副総長)
- 来賓挨拶(13:40〜)福山 秀敏(IUPAP 副会長)
- 特別講演(13:50〜14:50)
- 男女共同参画社会への期待/名取 はにわ (内閣府男女共同参画局長)
- 産業界における男女共同参画/東 実 (東芝執行役上席常務)
- 報告(14:50〜15:00)
- 男女共同参画学協会連絡会の1年の歩み/小舘 香椎子(連絡会委員長、日本女子大)
- 新規加盟学会会長挨拶(15:00〜15:10)
- (休憩20分)
- パネルディスカッション(15:30〜17:00)
- 主題:男女が共に活きる社会へ
- 司会:大坪 久子(東京大学分子細胞生物学研究所、分子生物学会)
- パネリスト:大沢 真理(東京大学)、小野田 武(日本大学)、有本 建男(文部科学省大臣官房審議官生涯学習政策担当)、高橋 眞理子(朝日新聞)
- ポスター賞の発表
- 分科会報告(17時00分〜17時20分)
- アピール(17時20分〜17時30分)潮田 資勝(第59期日本物理学会会長)
- 終了挨拶(17時30分〜17時40分)井上 祥平(日本化学会元会長、男女共同参画推進委員)
「分科会」:10時30分〜12時00分
- 少子高齢化社会で活躍するための条件/鈴木 益子(女性科学者の会)
- ポジティブアクションの進め方/松田 佳子(日本生化学会)
- 任期付ポストに関する問題/近藤高志(応用物理学会、化学工学会)
ポスター展示:10時30分〜17時00分
各学協会の男女共同参画に関する取組
懇親会:17時50分〜19時20分
- 司会:遠山 嘉一(応用物理学会 富士通)・小川 順子(日本原子力学会)
- 音楽:日化室内楽
- 会費:2,000円〈予約制〉