東京大学 大学院理学系研究科 博士後期課程2年 田中達基
2022年6月6日、つくば国際会議場にて第二回研究交流会を開催しました。昨年度の第一回研究交流会のオンライン開催を経て、今年度はオンサイトで開催することがかないました。本会にはスタッフ含め60名の若手研究者にご参加いただき、非常に熱気に満ちた交流会となりました。
第二回研究交流会では招待講演とポスターセッション、閉会後に自由交流会を設けました。
招待講演では前年度若手奨励賞優秀賞を受賞された分子研の小杉貴洋さんをお招きし、「人生の選択:その時私が考えたこと」というタイトルでご講演いただきました。若手研究者たちに向けて、これまで人生の岐路に立たれた際にどのような選択肢があったか、また何を考えて選択をされてきたかをその時々の研究と共にお話しいただき、質疑応答も非常に白熱したものとなりました。
ポスターセッションでは参加者同士の交流を促進するため7人程度の班に分かれていただき、自己紹介の後ポスター発表を行っていただきました。どの班においても親睦を深めるとともに熱い議論が繰り広げられており、非常に有意義なものになったかと思います。
自由交流会では、ポスターの前でポスターセッションの延長戦を繰り広げる方々や座ることも忘れて話し込む方々、机を囲んで談笑する方々などほとんどの方が時間いっぱいまで思い思いの形で交流を楽しんでおられました。
参加後に行ったアンケートでは、以下の通り参加者の方々から高い評価をいただくことができました。(回答件数46)
コロナ禍で若手研究者同士の横の繋がりが希薄になってしまっていた中で、本会が参加者の皆様の繋がりを少しでも補填する機会となりましたら幸いです。今後も継続して研究交流会を開催していきたいと考えています。
本交流会では東京大・伏信進矢先生、横浜市立大・明石知子先生、京都大・鹿島騰真さん、大阪公立大・高橋大地さん、大阪大・山口祐希さん、東京大・廖増威さん、神戸大・本多紘さん、横浜市立大・牛島弘嗣さん、大阪大・佐野結実さん、私田中が運営を務めました。共に運営を務めてくださった皆様、そして何より参加してくださった皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。