科研費審査委員候補選出のための選挙について
文部科学省では平成15年からの科研費の大きな改訂に取り組んできました。この度、平成15年度科学研究費補助金に関する詳細が決まりました。これに伴い科研費審査員候補に対する選挙を急いで行う必要がでてきました。
科研費の審査委員は、研究連絡委員会を通してその下部学会から推薦されます。蛋白質科学会は、生物物理学会、結晶学会、バイオイメージング学会、バイオインフォーマティクス学会、進化学会などと共に、生物物理学研究連絡委員会(生物物理研連)に属します。蛋白質科学会の前身である蛋白工学会では、従来3月から4月にかけて生物物理研連に2名(割り当ては1名)の審査員候補を推薦してきました。昨年度3月に蛋白質科学会は発足していなかったので、蛋白工学会としてその前年に推薦した同じ2名が推薦されました。今回の改訂によりますと生物物理研連の担当細目が飛躍的に多くなり、それに応じて生物物理研連に属する学会に対する推薦依頼も大幅に増加する予定です。具体的には、生物物理研連として現在の選出数の3倍程度(90名程度)の候補者を推薦することになり、蛋白質科学会には約7名程度の候補者推薦依頼が近日届くと予想されます。予想される細目と人数の内訳は以下の通りです。
なお改訂された細目・キーワードの詳細は http://www.jsps.ab.psiweb.com/j-kaken.html を参考にして下さい。
細目番号 | 細目 | 予想される推薦者数(計7名) |
---|---|---|
1011 | 生体生命情報学(A 生物情報科学) | 1名 |
2102 | ナノ材料・ナノバイオサイエンス(B ナノバイオサイエンス) | 2名 |
2302 | 応用ゲノム科学(B 応用ゲノム情報科学) | 1名 |
2401 | 生物分子科学 | 1名 |
5803 | 生物物理学 | 2名 |
以上の状況から、科研費審査員候補に対する選挙を以下の要領で実施することを本会理事会で取り決めました。
選挙要領
- 時間的な余裕がないこと、経費節減から、添付ファイル(本メールに添付)を利用してメールによる選挙を行います。
- 全会員リスト(添付ファイル)から、審査員として適当と思われる 10名を投票用紙(添付ファイル)に連記して下さい。なお、細目と推薦者数は未定であることから、細目ごとの選挙は行いませんが、各分野への配分を考慮して下さい。また、各学会(生物物理学会、生化学会その他)からも審査員候補は推薦されますが、重複はできないことから、予想される推薦予定数を越えた10名の投票とします。
- 投票用紙を添付ファイルとして、蛋白質科学会広報担当理事(enquete@prc.protein.osaka-u.ac.jp)に返送して下さい。締切りは4月24日(水)午前11時必着とします。
- 投票用紙ファイルのみを蛋白質科学会広報担当理事がまとめた後、昨年度の選挙管理委員である桑島理事のもとで開票します。
- 開票結果をもとに会長および副会長は、得票数と研究分野、他学会からの推薦との重複のないことなどを確認して、生物物理研連より依頼のあった細目に分類します。
- インターネットの投票をされない方は、投票用紙に記入後、下記まで郵送して下さい。また、添付ファイルを正しく受け取れなかった方は、下記に請求していただければ、投票用紙を郵送いたします。
〒560-0082 豊中市新千里東町1-4-2 千里ライフサイエンスセンタービル14階
(財) 日本学会事務センター大阪事務所内
日本蛋白質科学会事務局
TEL: 06-6873-2301, FAX: 06-6873-2300
E-mail: o-socie@bcasj.or.jp
以上にしたがい、選挙投票を行って下さい。
平成14年4月12日
平成13年度日本蛋白質科学会選挙管理委員
桑島 邦博、田之倉 優