一般社団法人日本蛋白質科学会

日本蛋白質科学会は蛋白質に関する科学研究を推進します

機能、構造、安定性、フォールディング、医薬品・食品・材料、生産、精製

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ホーム 日本蛋白質科学会ニュースレター Vol. 1 No. 2

会長あいさつ:蛋白質科学会年会を終えて
年会の参加者
学会仮執行部
日本蛋白質科学会会則
日本蛋白質科学会細則
日本蛋白質科学会平成13年度予算
選挙公告

日本蛋白質科学会ニュースレター Vol. 1, No. 2 (201) 発行日 2001年7月6日

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会長あいさつ:蛋白質科学会年会を終えて

新学会の発足行事を含めて第一回年会が6月1日(金)から3日(日)にかけて大阪大学吹田地区を会場として開催され、予想を遙かに上回って967名が参加され、盛会であったことを皆様とともに喜びたく存じます。新世紀を迎え、蛋白質科学が新しい活動期に入ったというタイミングと一致したことも新学会発足にふさわしいことでした。

第一日目の記念講演では現在の日本の蛋白質科学のフロンティアの方々による講演と、Protein Society から会長の Christopher M. Dobson 博士に代わって来日された C. Nick Pace 博士の講演があり、聴衆を魅了しました。一日目の夕刻に開かれた祝賀会では日本生化学会会長としての鏡山博行先生、そして来賓として来られた千里ライフサイエンス振興財団理事長の岡田善雄先生、Dr. C. M. Dobson・Protein Society 会長(Dr. C. Nick Pace によるメッセージ代読)、日本学術会議から和田昭允先生(メッセージ代読)、さらに文部科学省からわざわざご参加下さった坂田東一大臣官房審議官の皆様方から心のこもったご祝辞をいただくことができ、大変よかったと思っております。第二日目、第三日目ともシンポジウム、ワークショップ、ポスター発表はいずれも盛況で、会場が狭く感じられるほどでした。第一回年会にふさわしい充実した内容の会合を準備して下さった実行委員会の皆様のご苦労に深く感謝申し上げます。

会期中には総会、理事会も開かれ、発足時にスタートした仮執行部に代わる正式の理事と会長を決める選挙を行う手順も決められました。このニュースレターにより選挙が公示され、実施 されます。無事に本学会の発足行事がすみましたが、初期の困難を乗り越えて本会が発展していくことを期待いたします。

会長 三浦 謹一郎

年会の参加者

年会および祝賀会の参加者数を御報告します。

庶務 後藤 祐児

  大会参加者数(名)   祝賀会参加者数(名)
一般事前参加者 357名 一般事前 166名
学生事前参加者 134名 学生事前 34名
一般当日参加者 371名 一般当日 118名
学生当日参加者 105名 学生当日 4名
参加者合計 967名 参加者合計 322名

学会仮執行部

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日本蛋白質科学会会則

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日本蛋白質科学会細則

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日本蛋白質科学会平成13年度予算

収入

  金額(単位、円)  
合同年会からの繰入金
(主として蛋白質構造討論会)
4,669,386  
日本蛋白工学会からの繰入金 5,249,620  
賛助会費 1,000,000 5万円×20口
年会費 2,325,000 一般会員(3,000×700)
    学生会員(1,500×150)
合計 13,244,006  

支出

学会センター事務委託

  金額(単位、円)  
会員業務費用 782,775 (会員原簿管理、会費徴収など)
会計業務費用 420,000 (基本料金、報告書作成など)
窓口業務費用 126,000 (基本料金)
ホームページ作成管理 315,000 (基本保守料)
理事及び会長選挙 331,700  
初期費用 245,700 (契約金、原簿引継など)
小計 2,221,175 以上、消費税込み
  金額(単位、円)  
理事会費(旅費など) 500,000 (年会時以外に2回)
PRC諸経費 250,000  
学会協賛費 100,000  
第1回年会準備金 1,000,000  
予備費 9,172,831  
合計 13,244,006  

参考

学会センター事務委託費の内

今年度限り 245,700
来年度以降継続分 1,975,475

今回の暫定予算は、あらかじめ総会において、翌日の理事会で承認される結果を認めていただくことをご了承いただいた後、理事会で承認されました。

選挙公告

日本蛋白質科学会会則および細則に基づき蛋白質科学会の役員(新会長1名と新理事18名)の選挙を行います。下記の「選挙要領」をご精読の上、期日までにご投票下さい。

期日:平成13年8月29日(水)必着

選挙要領(新会長と新理事に共通)

  1. 本選挙は、日本蛋白質科学会ニュースレター第2号に添付されている投票用紙(新会長用1枚、新理事用1枚の計2枚)と返信用封筒(1部)により郵送で行う。
  2. 選挙人および被選挙人は、今回に限り、2001年6月20日時点の会員とする
  3. 投票用紙の所定欄に被選挙者(下の「新会長選挙要領」と「新理事選挙要領」をご覧下さい)の中から適当と思われる候補者の氏名を記入する。投票は無記名投票であり、候補者の氏名以外のことが記入されているものは無効となるので注意すること。
  4. 記入し終えた投票用紙を所定の返信用封筒に入れ、封筒宛名面下部の指定箇所に投票者の郵便番号、連絡先住所、氏名、会員番号を記入し、平成13年8月29日(水)必着となるよう郵送すること。
  5. 封筒宛名面下部に投票者の氏名と会員番号のない投票、添付以外の封筒を使用した投票、投票者の投票用紙(新会長用1枚と新理事用1枚の計2枚)以外のものが同封された投票は、全て無効である。
  6. 役員選挙の開票は、公開により平成13年9月1日(土)午後1時より東京大学大学院理学系研究科・理学部新1号館414号室にて行う。

新会長の選挙要領

先日(6月2日(土))大阪で開催された第2回理事会において、本会細則第7条に基づき、以下の3名の方々が新会長候補者として推薦されました。新会長用投票用紙にはこれら3名の中から1名を選びその方の氏名を記入して下さい。新会長の任期は平成16年3月末日までです。

新会長候補者(五十音順)

  • 大島 泰郎(東京薬大生命科学部)
  • 郷 信広(京大大学院理学研究科)
  • 三浦 謹一郎(プロテイオス研究所)

なお、本公告の最後に、会長候補者の方々の経歴と抱負が載せられておりますので、ご参考下さい。

新理事の選挙要領

今回の新理事の被選挙者は本会正会員全員が対象となります。学会ニュースレター第2号に添付されている日本蛋白質科学会会員名簿を参考とし、正会員の中から新理事として適当と思われる候補者(5名以内)を選び、それらの方々の氏名を新理事用投票用紙の所定欄に記入して下さい。投票用紙に記入された氏名に重複がある場合、重複分は無効となります。

本会付則第14条に基づき、開票の結果から、今回に限り、平成16年3月末日までの任期の理事9名と平成15年3月末日までの任期の理事9名の、計18名の理事が選出されます。平成16年3月末日までの任期の理事と平成15年3月末日までの任期の理事は、得票者中の上位から交互に9名程度を選出するものとします。同点得票者のある場合は年齢の若い順に交互の選出することとし、合計18人目について同点得票者のある場合は、同順に最大20名までを選出します。

平成13年7月6日
日本蛋白質科学会選挙管理委員会

会長候補者の経歴と抱負

1. 大島 泰郎

現職 東京薬科大学生命科学部・教授
生年月日 1935年2月13日
学歴
  • 1958年 東京大学理学部化学科卒業
  • 1963年 同上大学院生物化学専攻博士課程修了
職歴
  • 1964年 東京大学助手
  • 1972年 三菱化成生命科学研究所主任研究員
  • 1983年 東京工業大学教授
  • 1995年 東京薬科大学生命科学部教授
専門分野 高温を中心とする異常環境下に生息する生命の生化学、分子生物学、特に生体高分子の耐熱性獲得機構、生命の温度適応、進化過程の分子レベルの解明、生命の起源と初期進化に関する生化学的研究
蛋白質科学会に対する抱負 タンパク質の時代がきました。学会はこの潮流をしっかり把握すべきことは言うまでもありません。そのためには間口の広い学会にすべきでしょう。学会とは、研究情報はもちろんのこと、研究費、研究組織など学会の所属する会員にとって利益となることを獲得、または誘導するための共同体組織であると思っています。これらの観点から、ここまで幅広い研究者をとりまとめ新学会をスタートさせることに成功した三浦先生が継続して会長を勤められることがよいと思っています。

2. 郷 信広

現職 京都大学大学院理学系研究科・教授
生年月日 1939年2月14日
学歴
  • 1961年3月 東大理物理卒
  • 1964年6月 東大院理物理博士課程中退
職歴
  • 1964年7月 東大理物理助手
  • 1971年9月 九大理物理助教授
  • 1987年4月 京大理化学教授
専門分野 蛋白質の立体構造の理論。Folding の理論的研究、NMR や X 線結晶解析法等による蛋白質立体構造の新しい解析法の開発、蛋白質 Native State Dynamics の理論、その機能発現機構解明への応用、実験的に解明された多くの蛋白質立体構造の比較・分類。
蛋白質科学会に対する抱負 抱負と言うよりは希望を記します。蛋白質研究は、「構造ゲノミクス」「プロテオミクス」「バイオインフォマティクス」への展開を迎え、好むと好まざるとに関わらず、その環境は牧歌的から組織的へと急速に移行しつつあります。行政も近未来の産業基盤と位置付けて、重点的な研究投資をしつつあります。行政が産業化を見越して特定研究分野の強化に乗り出した時の学会との関係は、過去の原子力開発、宇宙開発、ゲノムシーケンシング等の例を見ても、学会が行政の努力をボイコットする、学会が分断される、と言った具合で学会の状況からも、成果からもあまり旨く行きませんでした。蛋白質の分野にも、これらの傾向が出始めており、今正に正念場にあると思います。生物学の分野では、今迄わが国では個性豊かなリーダーに率いられた私的性格を持つ学会等が有効に機能してきましたが、現在蛋白質研究が置かれている状況を考えると、多分それではあまり旨く機能しないのではないでしょうか。むしろこの分野の研究者を全日本的に組織し、行政の努力と十分にかみ合った形で、研究者の意見をボトムアップ的にまとめて行くことが、長い目で見た分野の発展と行政目標の達成のために必要と思います。

3. 三浦 謹一郎

現職 (株) プロテイオス研究所 取締役社長・研究所長
生年月日 1931年3月25日
学歴
  • 1953年 学習院大学理学部化学科卒業
  • 1958年 東京大学大学院化学系研究科化学専門課程博士課程修了 理学博士
職歴
  • 1958年 京都大学助手(ウイルス研究所)
  • 1961年 東京大学助手(理学部、応用微生物研究所)
  • 1963年 名古屋大学助教授(理学部分子生物学研究施設)
  • 1969年 国立遺伝学研究所 分子遺伝部長
  • 1983年 東京大学教授(工学部)
  • 1991年 学習院大学教授(理学部) 生命分子科学研究所長
  • 2001年 (株) プロテイオス研究所 取締役社長 研究所長
専門分野 蛋白質の生合成の分子機構。材料としては、遺伝子の情報発現系の全体像を鳥瞰するためにウイルス、とくに二本鎖 RNA ウイルスを主に用いたが、prokaryote、eukaryote、archae の細胞も用いている。
蛋白質の機能構造。とくにプロテアーゼとプロテアーゼ・インヒビター、両親媒性らせん構造をとるペプチド、サイカイン。
核酸の構造と機能。
蛋白質科学会に対する抱負 蛋白質科学会の設立に対しては三つの組織が合体して蛋白質科学の研究者が相互に交流を深め、研究し易い状態を産み出すようにするためにほとんど自然にまとまりができ上がったといえると思います。それは時代の要請を皆さんが意識していたためかもしれません。新しい時代の蛋白質科学はかなり広い範囲の研究者が支えていくことになると思います。母体の三組織はいわば構造科学の面が強かったと思いますが、これからはさらに生物学的な分野の方にも積極的に参加していただいて交流が活発になることを期待しています。蛋白質科学はゲノム・プロジェクトの一環として国の事業となる面も出てくるかと思われますが、そのために自然発生的な基礎研究への支援がおろそかにならないように新しい学会組織が役立つことを願っています。
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