「蛋白質科学会アーカイブ」投稿規程
(2009年5月20日 実施)
(2011年9月26日 改訂)
(2014年11月26日 改訂)
(2025年6月3日 改訂)
総則
- 蛋白質科学会アーカイブは、「プロトコール」「総説と講義」「オピニオンとエッセイ」の3つのセクションから構成される。
- 「プロトコール」と「総説と講義」については、別に定める査読を行った上で採否を決定する。また、「オピニオンとエッセイ」については、編集委員会の判断により掲載を決定する。
- 「プロトコール」セクションは、広い意味での蛋白質科学の実験技術に関わる解説記事を掲載する。「プロトコール」への投稿原稿は、実験技術等について新規の情報を含み、広く読者にアピールする内容であり、かつ正確に記述されているものでなくてはならない。
- 「総説と講義」セクションでは、広く蛋白質科学に関わる総説などを掲載する。「総説と講義」への投稿原稿は、広く読者にアピールする内容であり、かつ正確に記述されているものでなくてはならない。
- 「オピニオンとエッセイ」では、蛋白質科学に関わる様々な研究者によるエッセイ、意見、随筆、学会参加記などを掲載する。
- 全てのセクションへの投稿者は、蛋白質科学会会員に限らない。
- 原稿が蛋白質科学会アーカイブ編集委員会に送付された日を、原稿の投稿日とする。
- 採択が決まった原稿は蛋白質科学会アーカイブホームページとJ-STAGEのサイトに掲載される。
- 掲載原稿にはdoiが付与される。
- 掲載原稿の著作権は蛋白質科学会に属する。
査読
- 「プロトコール」と「総説と講義」に投稿された原稿に対して、1名の蛋白質科学会アーカイブ編集委員を担当者として定める。担当者は、担当者を含む2名あるいはそれ以上の審査員を選任し、査読を行う。なお、審査員のうち1名以上は編集委員ではない者を含む。
- 編集委員を著者に含む原稿の投稿があった場合には、その編集委員は当該原稿の担当者および審査員を行うことはできない。
- 担当者は審査員の意見にもとづき、著者に投稿原稿の修正を要求し、最終的な掲載の可否を決定する。
原稿の構成
- 「プロトコール」への投稿原稿の文字数に制限はない。原稿の基本的な構成は、
- タイトル
- 所属、著者名
- 英文タイトル
- 英文所属、英文著者名
- キーワード
- 概要
- イントロダクション
- 装置・器具・試薬
- 実験の手順
- 実験の詳細
- 工夫とコツ
- 実験の安全
- 文献
とすること。内容により異なる構成も可とするが、査読により変更を要求される場合がある。
- 「総説と講義」への投稿原稿の文字数に制限はない。原稿の基本的な構成は、
- タイトル
- 所属、著者名
- 英文タイトル
- 英文所属、英文著者名
- キーワード
- 概要
- 本文
とすること。内容により異なる構成も可とするが、査読により変更を要求される場合がある。
- 「オピニオンとエッセイ」への投稿原稿の文字数に制限はない。原稿の基本的な構成は、
- タイトル
- 所属、著者名
- 本文
とすること。内容により異なる構成も可とするが、査読により変更を要求される場合がある。
原稿作成についての注意点
- 原稿は、図表を合わせた全体のファイルサイズが5Mバイト程度に収まるように、MSワードを用いて作製すること。
- 原稿はA4で作成し、頁の余白は上:35mm、下:30mm、左:20.3mm、右:20.3mm、ヘッダー:15mm、フッター:17.5mmとすること。インデントは可能な限り使用せずに、文頭には全角スペースを入れて一字下げること。原稿の行間は1行とし、全て両端揃えとすること。フォントは、指定なき場合はプレーンの12ptを用い、OsakaまたはMS明朝を使用すること。ギリシャ文字等は全角(2バイト)を利用すること。MSワードの『箇条書きと段落』機能による『・』『①』などの自動挿入は行わないこと。
- 「タイトル」は、一行目に14pt、Boldで記入すること。
- タイトルから改行し、「所属」を12ptのボールドで記入すること。所属機関、部局などの間は・で区切り、複数の所属は、左肩上付き半角数字で区別すること(例:1産総研、2阪大・蛋白研)。所属から改行し、12ptのボールドを用いて、姓と名の間にスペースを空けて「著者名」を記載すること。複数の異なる所属の著者は、右肩上付き半角数字で区別すること。(例:萩原 義久1、高橋 聡2)。英文のタイトルは12pt、所属氏名は10ptで記載のこと。編集委員会で記入する投稿日、再投稿日、受理日に続き、改行して「キーワード」を5個程度、12ptのプレーンで記入すること。
- 以下、項目見出しは12ptのボールドを用いて、本文は12ptのプレーンを用いて記載すること。
- 「概要」には、実験の概要を簡単にわかりやすく記述すること。可能であれば、実験にかかる日数や時間についての情報も含めること。
- 「イントロダクション」には、実験の目的等をわかりやすく記載すること。
- 「装置・器具・試薬」には、該当する情報を詳しく記述する。この時、実験上必要な理由により指定のメーカーなどがある場合は、その情報も示すこと。
- 「実験の手順」では、実験のフローをおおかまに記述する。ここで、大区分、小区分と階層的にフローを区分した方が分かりやすい場合には、大区分ー小区分に分けること。例えば、実験が数日にわたる場合には、日にちごとのフローを記載する。また、長くなりすぎる場合には、A4一枚程度を目安に改ページを挿入する。
- 「実験の詳細」では、初めて当該実験を行う者を想定し、可能な限り詳細にプロトコールを記述すること。実験の手順で大区分を指定した場合には、大区分毎に改ページを行うこと。
- 「工夫とコツ」では、プロトコールにおけるコツについて記載する。小見出しをつけること。著者の感想や、理由が不明であるが役立つ情報なども記載してあると望ましい。12ptのボールドで見出しを、12ptのプレーンで本文を記載すること。
- 「実験の安全」では、実験を行う上での安全上の注意点を簡潔に記入すること。例えば、『***は揮発性が強く有毒である。この薬品を使用する場合には、必ずドラフト中で行うこと』など。
- 「文献」については、以下の例に従うこと
- 1) Hagihara, Y. et al., J. Biol. Chem., 282, 36489–95 (2007)
- 2) 萩原 義久, 抗体医薬の最前線 (植田充美) 66–79, ジーエムシー出版 (2007)
- 3) 萩原 義久, 生物物理, 36, 186–8 (1996)
- 4) Hagihara, Y. & Goto, Y., Molecular Chaperones in the Life Cycle of Proteins (ed. Fink, A. L. & Goto, Y.) 1–33, Marcel Dekker, New York (1997)
- 図表がある場合には、各図表に図1や表1などの通し番号をつけること。各図表にはレジェンドを付けて、本文の最後に添付すること。レジェンドは画像ファイル中に組み込まず、本文中(テキストボックス中も可)に記載すること。図は300dpi程度の分解能のJPEGファイルにすること。
なお、図や表などを他の文献から転載する場合は、執筆者自身が投稿前に著作権所持者の許可を得ること。許可書が取得できる場合は、公開までにその許可書のコピーをアーカイブ編集委員に提出すること。著作権所持者が要求する出典の記載法がある場合はそれに従うこと。記載法の指定がない場合でも、出典は必ずレジェンド等に明記すること。なお、自著の場合でも著作権所持者の許可を得ること。また、引用に関わる経費は、原則として著者が負担するものとする。
- 原稿作成のための書式を、蛋白質科学会アーカイブのサイトからダウンロードすることができる。
「プロトコール」「総説と講義」の記事引用について
「プロトコール」や「総説と講義」などを引用する場合は、各記事のPDFファイルのヘッダーを記載すること。ヘッダーのない記事については、各記事の通し番号(新着文献のページに#001などとして記載されている)を用いて、2008年分はvol1とする。例えば
#004「メチオニン要求大腸菌株を用いたセレノメチオニン標識蛋白質の産生」坂根勲(早大・先端科学)公開日 2008/6/9
であれば邦文の場合は
坂根勲, 蛋白質科学会アーカイブ, 1, e004 (2008)
英文の場合は
Sakane, I., PSSJ Archives, 1, e004 (2008)
と引用のこと。
投稿に際しての注意点
- すべての原稿は蛋白質科学会アーカイブのウェブサイトを通じて投稿すること。
- 投稿にあたっては、蛋白質科学会アーカイブのウェブサイトの「投稿フォーム」にアクセスし、必要事項の記入、原稿ファイルのアップロードを行うこと。原稿ファイル以外のファイルを一緒に投稿する場合は、すべてのファイルを1つのZIPファイルに圧縮してアップロードすること。