主催:生物物理学会のサブグループ「相分離生物物理学」
共催:大阪大学蛋白質研究研セミナー(ttp://www.protein.osaka-u.ac.jp/seminar/20240215/)
1.開催日時: 2024年3月19日(火)14:30~17:20
2.開催方法: ZOOMによるオンライン開催
3.参加費 : 無料
4.開催趣旨:
液―液相分離(LLPS)や液-固相分離は生体分子を集結し、集団としての多彩な生命機能を生み出します。最近、NMR、ラマン分光、圧力、一分子計測、分子動力学シミュレーションなどの生物物理的な手法を使って、相分離現象が詳細に計測され、その理解が急激に進んできました。また、相分離現象を利用したツールの開発や人工細胞への応用もなされてきています。そこで今回は、LLPSの機構解明や自在な制御、LLPSの応用に着目されてこられた講演者の皆さんをお招きし、「LLPS研究会」を企画しました。
5.プログラム:
14:00 挨拶 池之上達哉(東京大学・理)
14:05 池之上達哉(東京大学・理)
「α-シヌクレインの液-液相分離を誘導・制御するde novoペプチドの開発」
14:35 下林 俊典(京都大学・CiRA)
「Probing and manipulating genome-templated condensation of transcription factors」
15:05 実吉岳郎(京都大学・医)
「液-液相分離によるカルモデュリンキナーゼ2の活性維持機構」
15:35 休憩
15:45 外山侑樹 (理化学研究所)
「 溶液NMR法を活用した天然変性タンパク質の液液相分離分子機構の解析」
16:15 奥村正樹(東北大・FRIS)
「小胞体局在因子による液滴の内部構造と機能の相関研究 」
16:45 野地 博行(東京大学・工)
「LLPSを用いた人工細胞リアクタ研究」
17:15 まとめ 宗正智(京都大学・農)
6.申込方法: 以下の申込フォームからお申込み下さい。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd3XH6kCOGtu1zx0T1ZaGszXjx6vYgvjwK0RS_6BgNPtIcsZw/viewform
7.参加申込締切: 2024年3月15日
世話人:池之上達哉(東京大学・理)、宗正智(京都大学・農)、松木陽(大阪大学・蛋白質研究所)
<問合せ先>
東京大学・理学系研究科 池之上達哉
E-mail: t-ikenoue[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp([at]を@に置き換えてください。)