博士研究員公募(3課題)

産総研・亀田と申します。
以下の通り、3課題について博士研究員を若干名募集しています。
興味のある方は、ご連絡いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。

~募集内容~

【ポスドク募集】産業技術総合研究所人工知能研究センター

産業技術総合研究所人工知能研究センターでは、バイオインフォマティクスや生物物理学などの理論研究に従事していただくポスドクを若干名募集しております。詳細については、産総研の公募Webサイトをご覧ください。
1)https://unit.aist.go.jp/hrd/keiyaku_koubo/2022-airc_0081.html#ttl
2)https://unit.aist.go.jp/hrd/keiyaku_koubo/2022-airc_0082.html#ttl
3)https://unit.aist.go.jp/hrd/keiyaku_koubo/2023-airc_0011.html#ttl

同内容で、JREC-INにも掲載しています。
1)https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=2&id=D123010767&ln_jor=0
2)https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=2&id=D123010770&ln_jor=0
3)https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=2&id=D123010771&ln_jor=0

1.募集人員
各課題 若干名

2.研究内容
1)機能性タンパク質(抗体、酵素など)の効率的な機能改変に向けた情報解析技術の開発を行う。具体的には、出発点となる野生型蛋白質にアミノ酸変異を導入することによって、変性剤、酸性・アルカリ性、有機溶媒などの過酷な溶媒中での安定性が向上した改良型酵素を創出する。

2)機能性タンパク質(抗体・酵素など)の効率的な機能改変に向けた情報解析技術の開発を行う。現在、コドン最適化などの遺伝子配列改変技術を用いて、蛋白質発現量を増大させる技術が広く使われている。当チームでは、これまで放線菌、コリネバクテリウム、麹菌など産業用微生物での蛋白質発現増大に向けた遺伝子配列設計技術の開発を行ってきた。
(https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2019/pr20190606/pr20190606.html)
今回は、蛋白質発現量を増大させるだけでなく、可溶化した状態で蛋白質を発現させる遺伝子配列設計技術を開発する。

3)新型コロナウイルスなど、様々なウイルスの進化を効率的に予測する情報解析技術の開発を行う。具体的には、出発点となるウイルス由来のタンパク質(例:covid19由来S1蛋白質)にアミノ酸変異を導入されると、熱やpHに対する安定性がどう変化するか、ヒト蛋白質(例:ACE2レセプター)に対する結合能がどのように変化するか、予測する理論的な手法を開発する。

3課題とも、理論手法を用いるが(例:MDシミュレーション、バイオインフォ、機械学習)、実験生物学、構造生物学、(バイオインフォマティクスではない)情報科学など他分野からの転向を志す人材も歓迎する(実際、当チームには、実験系から転入した研究員が多数おります)。


3.採用日
2023年4月1日以降なるべく早く

4.任期
単年度更新で最大5年まで延長

5.所属・勤務地
産業技術総合研究所人工知能研究センター
オーミクス情報研究チーム
(東京お台場)

問い合わせ先;亀田倫史 kameda-tomoshi@aist.go.jp